「あ! そういえば今日俺、誕生日なんだよな」
「えっそうなんですか。おめでとうございます!」
「おう!」
「なんですか、誕生日くらいで騒々しい」
「観月はもう過ぎたのか?」
「僕のことはどうでもいいでしょう。だいたいあなたは日頃から…」
「俺もう十五だぜー四捨五入したら二十歳! すげーな!」
「人の話を…」
「オレも金田も冬だから、まだまだだよなぁ」
「うん。なんかヘンなかんじだよな」
「歳をとる自覚というものが…」
「前もって誰かにいうの忘れてたなぁ。裕太、金田、なんかくれよ」
「部長ともあろうものが後輩にたかるなッ!!」
「いいじゃねぇかよ今日くらい」
「よしなさいみっともない!」
「あ、あの、えっと、おれパピコ食べたいんですけど半分とけちゃうから…
 部長、食べてくれません?」
「おう、いいぞ金田」
「買い食いは禁止ですよ金田君!」
「あっオレ、ソーダバー食いたいから観月さん半分」
「裕太ァ!!」
「あー、後輩の好意も受けられない先輩なんて…」
「……ッ!!」
「なんてだめな先輩なんだ…」
「…わ、わかった、わかったわかりましたよ! 好きになさい!」
「おっしゃ!」
「ただし、こんなことは今日だけですよ! いいですね!?」
「は、はい!」
「僕らがスクールに行っている間に、この馬鹿を甘やかさないでくださいよ!」
「はい…」















テニミュ効果で金赤が増えればいいな…
↑他力本願

20040815
back
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送