2008/01/25 長浜(一部彦根)
ミッション:雪の伊吹山を見る

【道程】
大阪駅→(中略)→彦根駅→夢京橋キャッスルロード→宗安寺→彦根駅→
→長浜駅→豊国神社→長浜城博物館→黒壁スクエア→長浜駅→大阪駅


いってきました長浜へー!
唐突に、いきたくなったのである。雪が見たくなったのである。
梅田まで地下鉄でいった方が断然早いんだけど、環状線から大阪城見たいがために迂回しました(…)。
で、9時大阪発の新快速に乗って、近江の国へ。山崎辺りから景色がなんとなく白くなってきて。
山城を越えるともっとあやしくなってきて。瀬田をすぎるころには、いちめん真っ白…!きゃー!
午前中は研究がらみで愛知川図書館へいってきました。愛知川からは近江鉄道へまず彦根へ。
ブレザー一枚でマフラーも巻かずに平気な顔してる女子高生に、若いって…と思いました。
それはともかく、佐和山の横を通って彦根へ…!
っていうか、雪で影しか見えないんですけど、あんなに近いのに…!
あわよくばのぼってきたいとかいう夢は画餅にすぎませんでした。しかも雪で絵面が見えませんでした。

彦根駅より佐和山をのぞ…めてないかんじ…。
ていうかめっちゃ指入っててすみません。

さて、彦根へでの目的は、先日いきそこねていた夢京橋キャッスルロードです。
電車降りてまず、城の方へ…雪の彦根城…ひ、ひとがいない。笑

お城にぶつかったら左へ折れます。お堀を越えると目的地。
今日の目的はお買い物ですよ!こないだ買い損ねたひこにゃんグッズですよ!
と思っていたのですが…けっきょく手に入れたのはしまさこにゃんグッズでしたという罠。
佐和山城からもってきたよ!という宗安寺の門が、これです。

手がかじかんで写真がうまく撮れていないのはご愛敬…。
かっちょよい!長浜城御殿からもってきたという鬼瓦も、かっちょよい!
重成のお墓にも参ってきましたよ。
お寺の前の解説板が雪で見えなかったのでざらざら払っていたら、
通りすがりのおばちゃんに、ごめんねぇといわれました。
近江の国のひとびとはあったかかったよ…ごめんよあたいはもえ100%でよ…
さてこの寺の門前というか道路渡った向かいにあるのが、かのしまさこにゃんな酒屋さんですよ!
近江の国はうまそうな酒がいっぱいですね…鬼の左近とか…う、うまそうっ
だけどこのあと長浜へいかなきゃだから!ということで断念しました。
日本酒はあんまり飲めないんですけど…でもあの、南高梅のお酒はふつうにうまそうだった…
しかも瓶をひこにゃんとさこにゃんとみつにゃんから選べるんだぜ!ハァハァ

さてはて、長浜へ。駅を降りてすぐに、うわさの秀吉公と佐吉の出会いの像です。

そこから北へいくとわりとすぐに、竹中半兵衛歌碑にぶつかります。
長濱の地名起源歌碑とのこと。
「豊鑑巻一 長濱真砂 君が代もわが代も共に長濱の真砂のか須のつき屋らぬまで」
自筆本から歌碑をとってきたというので、竹中家伝来の自筆本なのかな。
ていうか…この歌って半兵衛の歌なのかな…よくわからん。
わたしは自分で群書類従所収の豊鑑よんで、そうは思わなかったので…→該当箇所を無駄にBASARA半兵衛口調で意訳してみました
(ほんとに無駄)(ほんとの著者は半兵衛の息子の重門ですよ!
司馬先生が『関ヶ原』で江戸前期の名文だよって誉めてたよ!)(フォロー)


歌碑をじんねり眺めているうちに、また雲行きがあやしくなってきました。
豊国神社で拝んでるうちに、ばっさばっさ降ってくる雪。
なんだこの邪念のせいか…!?雪のなかの半兵衛とかいいよねとか思ってたからか…!
ど、どうしたらいいんだろうこの雪…と思ってぼんやりしてたら、
地元人と間違えられておばちゃんに声かけられました。
そんでなんかいっしょに、虎石と亀石と探すことになりました。笑
ふだんならすぐ見つかるんだろうなぁと思うんですが、えらい雪で…!うもれてて!
虎石ってぜんぜん虎っぽい形してないよねぇなんで虎石っていうんだろうねぇ虎助だからなんかねぇ
とさらりと会話する。もはやお虎が常識なのかわたしがおたくなのかよくわからない。
どうでもいい。雪!雪!うもれる!!!←必死

立ってたお虎。社殿が黒に金でかっちょよい。

さて次は、長浜城博物館にまいります。
おっ晴れてきたんじゃね!?と思っていたのですが、甘かった。たしかに登城前は晴れていたんだよ。

長浜城は大阪城なんかとおんなじで博物館にするよーって復元されたアレですね。
Wikiでぼやっと見てたところによると、大阪城と姉妹城提携結んでるそうですね。
そ、そんなんあるんやね…。
展示は長浜の考古から戦国、あと民俗的なこと中心なのかな?
小規模だけどなかなかすてきな博物館でした。
湖の底にある遺跡の話がおもしろかったです。
あとはやっぱり戦国とか築城とか、国友鉄砲とかが詳しかった。
秀吉とお市と長政のモンタージュ音声とかうける。夜中に思い出すとこわいよ!
2、3が階が展示室で、5階は展望台になっております。
さーていくぞ!今日の目玉の伊吹山だぞ!!
と、思ってのぼったんですが…ひー真っ白な視界!なんだこれ!
一瞬晴れて、一瞬だけ念願の伊吹山を望むことができました
(…が、写真におさめるのは失敗したくさい。携帯画像ではもうちょっと見えてたんですが!)。

伊吹は、ほんとにうつくしい山でした。そしてその麓には関ヶ原がひろがってんだろうぜハァハァ…
あー晴れてたらほんと戦国パノラマなんだろうなぁ!(パンフレットより)
だってあの位置なら比叡山も安土も観音寺も姉川も賤ヶ岳も金糞も、
京も敦賀も岐阜の方も想いを馳せ放題だよねー!そういうとこが、戦国近江の醍醐味だよねー!
いまは感覚的にあんまりそんなことないかなと思うけど、こうして実際に立ってみると、
なんだこの重要性…って思ってプルプルします。
京都までわりとすぐで、日本海の方にもぽいっといきやすくて、ていうことは人の移動がある、
ていうことは商業が発達する。山のものも川のものもいきかうだろう、
流通が発達すれば軍隊も動かしやすい。
あぁーもえーーー。
豊臣の治世を支えたいろんなひとたちが近江の出身だというのがおもしろいです。
展望台でさんざん雪景色を(…)満喫したあとは、公園内をぶらぶらしました。
あいかわらずひとがいません、先生…。
太閤井戸とやらがあるとのことで岸辺までいってきたんですが、
井戸の説明一切なしで(というか埋もれてたのかも)、
しんとして波の音だけ聞こえて、、雪でなんにも見えなくて、ちょっとこわくなった。
すごい、ものすごい近くまで湖がきてるんだね。
風はそんなになかったけど、あれだけ大きな湖になると、あれだけ波が立つんだなぁ。ふしぎだった。

本丸跡より博物館をのぞむ

そのあとはてきとうに黒壁スクエアをぶらぶらして帰りました。

今日の戦利品:
彦根銘菓埋れ木(あまーいけど上品な味でおいしいよ!)
しまさこにゃんストラップ・いしだみつにゃんストラップ
「読本 石田三成」(博物館で売ってました)

三成のこども向け伝記なんてちょうレアなんだからねっご当地ならではなんだからねっ
だから買っただけなんだから…ね…!(苦しい言い訳)
ところでしまさこにゃんはほんと酒飲みおっさんキャラですね!!!
でも一応殿のこと思い出して感慨にふけっているかんじではあるんだけど、
いしだみつにゃんの方は素無視ですね!
どうなのかな。さこにゃんのいう三成公とみつにゃんは別人(猫?)なのか。
さこにゃんとみつにゃんで殿(人間)の取り合いしてればいいんじゃないかな^^

長浜、よいところだった!



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